消火妨害罪はどのような犯罪か|罪が成立する要件と刑罰の内容

火災が起きたときに、消火器など消火に使うものを隠したりして消火活動を妨害すると、消火妨害罪という犯罪が成立します。 この記事では、消火妨害罪がどのような犯罪なのか解説します。

目次

  1. 消火妨害罪とは
    1. 消火に使うものとは
    2. 消火活動の妨害の具体例
  2. 消火妨害罪の刑罰

消火妨害罪とは

火災が起きたときに、消火器など消火に使うものを隠したりして、消火活動を妨害することです。 火災は、公共の危険が発生する程度の規模であることが必要だと考えられています。公共の危険とは、不特定または多数の人の生命・身体・財産を脅かす状態のことです。 たとえば、延焼などによって他の建物に火が燃え移り、被害が拡大するなどの危険が生じていることです。

消火に使うものとは

消防自動車や消火器、放水用のホースなどのことです。

消火活動の妨害の具体例

たとえば、消火器など、消火に使う物を隠したり、壊して使えなくしたりすることです。路上に障害物を置いて消防自動車が現場に到着できないようにすることなども、妨害にあたります。 火事になっている建物の所有者や管理者、警備員など、消火活動に協力する責任がある人が、わざと消火活動に協力しないことも、消火妨害罪にあたる可能性があります。

実際に消火活動の開始が遅れたり、火事の範囲が拡大したりといった実害が発生しなくても、妨害行為があれば、消火妨害罪が成立する可能性があります。

消火妨害罪の刑罰

消火妨害罪の刑罰は、1年以上10年以下の懲役です。

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