往来危険罪とは|線路に置き石などをした罪の要件と刑罰の内容

線路に石などを置く、いわゆる「置き石」をするなど、電車の運行に危険を生じさせるような行為をすると「往来危険罪」にあたります。

  • 往来危険罪とは
  • 往来危険罪が成立する要件
  • 刑罰の重さ

この記事では、これらのポイントについて、詳しく解説します。

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目次

  1. 「往来危険罪」とは
  2. 往来危険罪が成立する要件
    1. 「鉄道または鉄道の標識」とは
    2. 「損壊・その他の方法」とは
    3. 「汽車・電車の往来に危険を生じさせる」とは
  3. 往来危険罪の刑罰

「往来危険罪」とは

線路に石などを置く、いわゆる「置き石」をするなど、電車の運行に危険を生じさせるような行為をすると、「往来危険罪」にあたります。 鉄道の標識を壊した場合も「往来危険罪」にあたります。

往来危険罪が成立する要件

往来危険罪が成立する要件は、「鉄道または鉄道の標識」に対して、「損壊・その他の方法」により、「汽車・電車の往来に危険を生じさせる」ことです。

「鉄道または鉄道の標識」とは

「鉄道」とは、線路(鉄道・軌道)のほか、鉄橋やトンネルなど、汽車・電車の運行に必要な施設があたります。 「鉄道の標識」とは、汽車・電車の運行に必要な信号機などです。

「損壊・その他の方法」とは

「損壊」とは、物理的に破壊して、使えなくすることです。 「その他の方法」とは、損壊以外の方法で汽車・電車の往来に危険を生じさせる行為のことです。 たとえば、次のような行為があたります。

  • レール上に石などの障害物を置く(置き石)
  • 無人の電車を暴走させる
  • 偽りの標識を掲げる

「汽車・電車の往来に危険を生じさせる」とは

「汽車・電車の往来に危険を生じさせる」とは、汽車・電車の往来に危険が生じるおそれがある状態を発生させることです。 実際に害が発生する必要はありません。 たとえば、置き石の場合、列車が通過する前に石を除去したり、列車が石を跳ね飛ばしたりして、実際に害が発生しなくても、往来危険罪が成立します。

往来危険罪の刑罰

往来危険罪の刑罰は、2年以上の懲役です。 往来危険罪は、未遂の場合も処罰されます。

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