殺人・殺人未遂

弁護士監修記事 2019年09月03日

殺人罪の統計データ|検挙人数や有罪判決数・刑罰の内容・執行猶予の割合

殺人罪で有罪になった人がどのような刑罰を言い渡されたかや、検挙された人数といったデータを、法務省や警察庁が公表しています。

  • 殺人罪で検挙された人数・年齢構成・男女比
  • 逮捕されずに捜査が行われる人の割合
  • 有罪になった人が言い渡された刑罰の内容

この記事では法務省・警察庁の公表資料をもとに、これらのデータを紹介します。

目次

  1. 殺人罪で検挙された人数は年間874人
    1. 検挙された人の年齢は30代が最多
    2. 検挙された人の4分の3が男性
  2. 約4分の1が執行猶予

殺人罪で検挙された人数は年間874人

警察庁の統計データによると、2017年に殺人罪で検挙された人の数は874人でした。 「検挙」とは、殺人などの事件で、警察などの捜査機関が犯人を特定し、取調べなどの捜査を行うことです。 犯人と疑われる人(被疑者)を逮捕せずに捜査することもあるので、「検挙者数=逮捕者数」ではありません。 警察庁の統計データによると、2008年から2017年にかけて殺人罪で検挙された人数の推移は、以下のグラフのようになっています。 検挙者数の推移

検挙された人の年齢は30代が最多

2017年に殺人罪で検挙された874人の年齢構成を見てみましょう。 30歳から39歳の人が195人と最も多く、40歳から49歳が167人、20歳から29歳が163人と続きます。 具体的には以下のグラフのようになっています。 検挙された人の年齢構成

検挙された人の4分の3が男性

2017年に殺人罪で検挙された874人の性別は、男性が663人(75.9%)、女性が211人(24.1%)で、4人に3人が男性でした。 検挙された人の男女比

約4分の1が執行猶予

殺人罪の刑罰は、死刑または無期懲役・5年以上の有期懲役です。 ただし、犯行後に自首した場合や、犯行時に精神上の障害で判断能力が低い状態(心神耗弱)だった場合などでは、懲役の期間が5年より短くなるケースがあります。 また、裁判官が罪を犯した人の年齢や境遇、前科があるかどうかなど、様々な事情を考慮して、5年より短い期間の懲役にする場合もあります。 刑事裁判で言い渡される懲役の期間が3年以下だと、「執行猶予」になる可能性があります。執行猶予なると刑の執行が猶予されるので、刑務所に入らずに社会生活に戻ることができます。 裁判所の統計データでは、2017年に確定した第1審で、殺人罪の有罪判決を受けた人は234人で、そのうち執行猶予になった人が57人でした。 このうち、最も多かった刑は、「2年以上3年以下」の懲役で、76人でした。76人のうち、57人は執行猶予が言い渡されました。 その次に多かったのは、「10年を超え15年以下」(40人)や、「7年を超え10年以下」(30人)、「15年を超え20年以下」(26人)でした。 殺人罪の量刑(第1審)

  • 参考リンク

警察庁統計データ 法務省統計データ

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