クレジットカードのスキミング|支払用カード電磁的記録不正作出罪とは

クレジットカードの情報を抜き取り、その情報を使って偽造カードを作成すること(スキミング)は、「支払用カード電磁的記録不正作出罪」という犯罪にあたります。

  • 支払用カード電磁的記録不正作出罪とは
  • 罪が成立する要件
  • 刑罰の重さ

この記事では、これらのポイントについて詳しく解説します。

目次

  1. 支払用カード電磁的記録不正作出罪とは
  2. 支払用カード電磁的記録不正作出罪の成立要件
    1. 「人の財産上の事務処理を誤らせる目的」とは
    2. 「その事務処理に用いる電磁的記録であって、クレジットカードや、代金・料金を支払うためのカードを構成するもの」とは
    3. 「不正に作った」とは
  3. 支払用カード電磁的記録不正作出罪の刑罰

支払用カード電磁的記録不正作出罪とは

クレジットカードの情報を抜き取り、その情報を使って偽造カードを作成すること(スキミング)は、「支払用カード電磁的記録不正作出罪」という罪にあたります。 偽造カードを使った場合や、譲り渡したり、貸し出したりした場合、輸入した場合も、同様にの罪にあたります。

支払用カード電磁的記録不正作出罪の成立要件

支払用カード電磁的記録不正作出罪が成立する要件は、「人の財産上の事務処理を誤らせる目的」で、「その事務処理に用いる電磁的記録であって、クレジットカードや、代金・料金を支払うためのカードを構成するもの」「不正に作った」ことです。

「人の財産上の事務処理を誤らせる目的」とは

「人の財産上の事務処理を誤らせる目的」とは、偽造したカードを使って、他人に誤った事務処理をさせようとする目的です。 たとえば、他人のクレジットカードを偽造して、そのカードでキャッシングをする目的などです。

「その事務処理に用いる電磁的記録であって、クレジットカードや、代金・料金を支払うためのカードを構成するもの」とは

「その事務処理に用いる電磁的記録であって、クレジットカードや、代金・料金を支払うためのカードを構成するもの」とは、簡単に説明すると、クレジットカードなどとして使用できる電子的な情報が記録されたカードのことです。 クレジットカード以外にも、プリペイドカードやカード型の電子マネー、預貯金を引き出すことができるキャッシュカードなども含まれます。

「不正に作った」とは

「不正に作った」とは、権限がないのに、代金・料金を支払うためのカードとして、使用できる状態にすることです。 偽造されたカードの外観が、本物のカードと同じでなくても、使用できる状態であれば、不正に作ったことになります。

支払用カード電磁的記録不正作出罪の刑罰

支払用カード電磁的記録不正作出罪の刑罰は、10年以下の懲役または100万円以下の罰金です。 支払用カード電磁的記録不正作出罪は、未遂の場合も処罰されます。

記事のタイトルとURLをコピー