詐欺

弁護士監修記事 2019年07月26日

偽造免許証を使った場合どのような罪に問われるのか【弁護士Q&A】

運転免許証を偽造して、身分証明のための手段などに利用することは、どのような罪にあたる可能性があるのでしょうか。

  • 運転免許証の偽造・使用はどのような罪に問われるのか
  • 反省した場合、何をすればいいのか
  • 逮捕・勾留・起訴の可能性はあるのか

こうしたポイントについて、「みんなの法律相談」に寄せられた実際の相談事例と弁護士の回答を元に解説します。

目次

  1. 免許証を偽造して使ったらどのような罪になるのか
  2. 警察の捜査と起訴される可能性

免許証を偽造して使ったらどのような罪になるのか

免許証を偽造して使用した場合、どのような罪に問われるのでしょうか。 偽造したことを反省している場合、罪を軽くしてもらうためには、どのような行動をとればよいのでしょうか。

免許証のコピー偽造してしまいました。


免許証のコピーを偽造してしまいました。
お恥ずかしい話、免許取り消しになった者ですが、役所の届けで、偽造の免許証のコピーを提出してしまいました。

馬鹿な事をしてしまったと自首を考えてますが公文書偽造で実刑でしょうか?

交通違反で無免許の検挙は、されてません。


甲本 晃啓弁護士
公文書偽造と行使罪が成立しますが、何のためにその免許証を提出したのかなどの目的によっても処分が変わってきます。

いつの話であるのかもわかりませんが、取り戻せるなら、早急にコピーを回収して、事情を説明する必要があります。自首の検討だけでなく、そのコピーが存在することによって、間違った手続がすすまないようする必要があり、その対応をすれば、処罰の必要性が下がる場合があります。

弁護士に相談して対応をしてもらうべきでしょう。

有印公文書偽造罪・有印公文書行使罪が成立する可能性があるようです。 罪の重さは、免許証を提出した目的なども影響するようですが、反省しているならば、単に自首するだけなく、偽造免許証にもとづいた手続きが進まないように対応したほうがよいようです。

警察の捜査と起訴される可能性

免許証を偽造して行使したことについて、警察の捜査がはじまった場合、どのような捜査を受ける可能性があるのでしょうか。起訴される可能性は高いのでしょうか。

有印公文書偽造被疑につき、押収されたもの、捜査規模について


有印公文書偽造被疑につき、押収されたもの、捜査規模について
ネットの掲示板経由で自分の写真を使った偽名の免許証を作成・購入し、それ以来所有しておりました。

職務質問時に偽造免許証を見られてしまい、取調べを受け、呼び出しがあるまで在宅中です。

偽造免許証の行使については、ウィークリーマンションの契約時に提出したのみになります。取調べのときにスマホ、PC、キャッシュカード類を押収されました。

そこで質問があります。

1. 既に1週間以上経っているが呼び出しはありません。日にちが経てば経つほどより細かく解析していると受けとるべきでしょうか?

警察の仕事量等にもよるとは思いますが、田舎の警察署なので都会に比べると仕事量も少ないはずです。

2. 罪状により、捜査の規模やかける時間はある程度変わると思いますが、有印公文書偽造での捜査はどの程度のレベルで行われるものでしょうか?

3. 押収品については、証拠化さえしてしまえば物自体は押収している必要は無いと思いますが、弁護士の先生に依頼する事で押収品の返却を早める事は可能でしょうか?


松本 篤志弁護士
> 1.既に1週間以上経っているが呼び出しはありません。
> 日にちが経てば経つほどより細かく解析していると受けとるべきでしょうか?
> 警察の仕事量等にもよるとは思いますが田舎の警察署なので都会に比べると仕事量も少ないはずです。

あくまでも想像の話ですが、鑑定に回す関係もあり、それなりに時間はかかるでしょう。
また、現時点では逮捕等のない在宅での捜査であり、逮捕勾留されているほかの事件のようには厳しい時間制限がないということも関係しているかもしれません。

> 2.罪状により捜査の規模やかける時間はある程度変わると思いますが、有印公文書偽造での捜査はどの程度のレベルで行われるものでしょうか?

有印公文書偽造(・同行使)は、相当な重大事件です。

法定刑の定めが重いことから、起訴後は法定合議事件とされ、(大半の事件は裁判官1名で対応するところ)裁判官3名の裁判体で取り扱うことにしているほどです。

ですから、一般的には、逮捕勾留され、一通りの捜査を経て起訴され、起訴後も引き続き勾留されることを覚悟すべき事案です。

(通常は、当初より在宅での捜査となれば引き続き在宅での捜査が想定されますが、)本件は安易に楽観視するのは危険で、逮捕等するのに必要な証拠がそろうのだとか、大型連休中だと捜査機関側の対応も大変だとか、そういった事情で逮捕を遅らせているだけという可能性もあります。

> 3.押収品については証拠化さえしてしまえば物自体は押収している必要は無いと思いますが、弁護士の先生に依頼する事で押収品の返却を早める事は可能でしょうか?

上記のとおり、逮捕勾留される可能性を前提に弁護士に依頼等することを検討すべきなのが現状です。

返却を要望したところで、御記載のような事件であればそう簡単には返却されないでしょうし、そもそもそれどころではないようにも思われます。

公文書偽造は重大犯罪であるため、捜査がはじまると、逮捕され、その後も勾留される可能性があるようです。 起訴される可能性も考えたほうがよいようです。

弁護士に見積り依頼をする

複数の弁護士にまとめて見積り依頼
費用対処方針比べて選ぶことができます。

  • 弁護士費用がいくらかかるか知りたい
  • 弁護士の選び方がわからない
  • 弁護士が何をしてくれるか知りたい
一括見積りをはじめる無料

依頼前に知っておきたい弁護士知識

詐欺事件を扱う弁護士を探す

詐欺に関する法律相談

1 2 3 4 5 ... 30 ... 50

相談を絞り込む

詐欺の法律ガイド

関連カテゴリから解決方法を探す

弁護士に相談しようと思ったら…

弁護士に見積り依頼をする

複数の弁護士にまとめて見積り依頼

  • 最短3分で依頼完了
  • 依頼内容は非公開
  • 分野に詳しい弁護士から見積り依頼が届く
一括見積りをはじめる無料

依頼前に知っておきたい弁護士知識

犯罪・刑事事件のニュース

  1. 泥酔→タクシー無賃乗車、「本当になにも覚え...
  2. 子どもに「自画撮り」要求する行為に懲役刑も...
  3. 更衣室なく裸の子も…「じゃぶじゃぶ池」で幼...
  4. 「漫画村出張所」運営の男性逮捕、「闇金ウシ...
  5. 客室乗務員、客から「盗撮被害」が6割 逆上...
  6. 「これは売春だ」 ホテルで偽の「警察手帳」...
  7. 痴漢を目撃、自分で捕まえると「ケガ」や「間...