器物損壊での損害賠償とペットに対する慰謝料や示談金の相場

他人の物を壊す・汚すなどして使えなくしたり、ペットを傷つける行為を行った場合、その人は被害の弁償をしなければなりません。物の修理にかかった費用やペットの治療費など、被害者が出費した全額を損害賠償として負担することになります。

関連する悩み相談への、弁護士の回答を参考にしたい方

器物損壊に関する相談と、弁護士の回答を見ることができます。

法律相談を見てみる

目次

  1. 損害賠償の範囲と全損
    1. 器物損壊での慰謝料の有無と相場
  2. 器物損壊罪の示談金

損害賠償の範囲と全損

器物損壊によって被害者が負担した物の修理代やペットの治療費などは、損害賠償として加害者が負担する責任が生じます。ただし、賠償責任のある範囲は、「損ねてしまった価値」の分のみです。完全に壊れてしまい修理できない、もしくは修理費が買い換えるよりも高額になってしまう、いわゆる「全損」という状態になってしまっても、新品の金額を負担する必要はなく、その物の「時価」が損害となります。

器物損壊での慰謝料の有無と相場

また、一般的には「物」に対する被害では、慰謝料は認められません。ただし、ペットに関しては、法律上は「物」という扱いであるものの、慰謝料が認められています。その場合の慰謝料相場は、10万円から30万円程度となります。

器物損壊罪の示談金

上記は民事裁判で損害賠償を請求することを想定しています。当事者同士の話し合い(示談)においては、「迷惑料」として慰謝料を含めたり、新品の費用を支払うという内容であっても、双方が納得できれば有効です。 加害者がわざと器物損壊を犯したのであれば、器物損壊罪として刑事事件の対象となります。加害者としては、被害者との示談が成立し、告訴の取り下げが得られれば、刑罰が科されることもないため、損害額から少しばかり上乗せしてでも示談を成立させたいことでしょう。 器物損壊罪の刑罰は、3年以下の懲役か30万円以下の罰金です。罰金刑の最高額である30万円が、加害者被害者双方にとって交渉の目安となるでしょう。

関連する悩み相談への、弁護士の回答を参考にしたい方

器物損壊に関する相談と、弁護士の回答を見ることができます。

法律相談を見てみる
記事のタイトルとURLをコピー