業務妨害が非親告罪として被害届けなしに検挙に至った事例はあるか?

業務妨害の罪は非親告罪とされています。
しかし業務妨害は昨今のネット上の犯行予告のような脅迫罪など他の罪状もありえるような事案を除くとその性質上、被害者の届け出がない限り警察が捜査を開始する事が無いように感じられます。
そこで疑問に思ったのですが、被害者が損害を受けたことに気づいていない状況で警察が被害者以外の報告で警察が独自に業務妨害に当たると判断し、加害者の検挙に至ったケースは過去にあったのでしょうか?
2017年05月20日 01時18分

みんなの回答

小野寺 雅之
小野寺 雅之 弁護士
犯罪・刑事事件に注力する弁護士
ベストアンサー
ありがとう
警察などの捜査機関が捜査を始めるきっかけのことを「捜査の端緒」と呼んでいますが,捜査の端緒には,①現行犯人の発見,②変死体の検視,③告訴,④告発,⑤請求,⑥自首,⑦職務質問,所持品検査,⑧被害者の申告,一般の申告,⑨他事件の取調べ,投書,密告,⑩新聞・雑誌・テレビ・ラジオ等の報道,風評などがあります。
業務妨害罪については,事案の性質上,ご相談の文面にあるとおり,⑧のうち被害者の申告が捜査の端緒となるのが一般的です。
では,被害者以外の第三者の申告により業務妨害罪の捜査が始まることはないのかといわれると,事実しては確実なところを知っているわけではありませんが,あったものと推察します。
しかし,捜査が開始されても,加害者を検挙する前には必ず被害者から事情聴取を行っているはずであり,その意味では,被害者が知らないうちに警察が加害者を検挙するということはなかったものと思います。

2017年05月20日 13時41分

この投稿は、2017年05月20日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

関連度の高い法律ガイド

被害届や刑事告訴とは何か?被害届の出し方や告訴を受理してもらうには

不幸にも犯罪被害に遭ってしまったら、加害者を逮捕してほしい、罰してほしい、と思うのは当然の感情です。しかし、「被害届」という言葉は聞いたこと...

親告罪とは?親告罪の意味と告訴期間・時効

親告罪とは、被害者からの告訴という手続きがなければ、公訴(刑事裁判にかけること)ができない犯罪を指します。ここでは、なぜ親告罪が存在するのか...

威力業務妨害罪が成立する要件と刑罰の重さ

暴力をふるったり、脅したり、地位を利用したりするなど、威力を用いて人の業務を妨害すると「威力業務妨害罪」が成立します。この記事では、威力業務...

器物損壊の被害者となった際にできること - 被害届・告訴や損害賠償請求

車を傷つけられたり、ペットに怪我を負わせられたりした場合には、相手を器物損壊罪として訴えることが可能です。しかし、を現行犯逮捕したり、防犯カ...

偽計業務妨害罪とは|犯罪が成立するポイントと刑罰の内容を解説

根も葉もないうわさを流したり、人をだましたりして、仕事や商売などの妨害をすると、偽計業務妨害罪という犯罪にあたります。この記事では、偽計業務...

この相談に近い法律相談

  • 被害者には、「犯人が確定している刑事事件の捜査内容」を知る権利はないのでしょうか?

    刑事事件(窃盗罪など)の被害者です。弁護士はおりません。 加害者は数ヶ月前より任意聴取による取り調べを受け続けており、 罪は認めていますが、今現在は逃亡の恐れがないとして逮捕はされていません。 私は「加害者からの被害者への連絡は一切禁止とする」と警察へ言い、 警察は加害者へ接触禁止の指示をだしてくれました。 ...

  • 告訴の必要性

    被害者が加害者に対して被害届を出して警察が送検した場合、被害者が告訴する必要ってないですよね?警察が既に送検していますし。親告罪なら被害者の告訴の必要があるかもしれませんが‥また警察での処分が微罪処分で終わってしまった犯罪などに不服が有れば被害者が告訴しようとすることもありますがどうなのでしょう?

  • 示談、被害届、告訴または嘆願書を届けるのでしょうか?

    恐れ入ります。 先月に暴行をされて被害届を出しました。 私(被害者)と相手(加害者)の事情聴取と実況見分は終わって近々、警察署の地域課から刑事課に案件は移ると言うことです。 もし示談をして被害届を取り下げる状況になりましたら、取り下げるむねを電話で伝えるだけでいいんでしょうか?または嘆願書を届けるのでしょうか? ま...

  • 告訴状不受理につき、被害届で再トライ

    盗難なり傷害なり刑事事件で被害者が最初に告訴状を警察へトライしたものの受理されなかったとします。不受理の理由はたいした重度でないとか立証できないとか不受理における一般的なものとします。 かくして告訴状不受理になった数ヶ月後になって、その被害者が今度は被害届なら、ということで被害届でもって再トライして、(一応)受...

  • 告訴不受理されて被害届の場合

    盗難なり傷害なり刑事事件で被害者が最初に告訴状を警察に持っていったものの受理されなかったとします。理由としてはたいした重度でないとか立証できないとか不受理における一般的なものとします。 かくして不受理になった数ヶ月後になって、その被害者が今度は被害届なら、ということで被害届を出して(一応)受理されたというような...

法律相談を検索する

弁護士に依頼することを検討中の方はこちら

複数の弁護士にまとめて見積り依頼
費用対処方針比べて選ぶことができます。

  • 弁護士費用がいくらかかるか知りたい
  • 弁護士の選び方がわからない
  • 弁護士が何をしてくれるか知りたい
一括見積りをはじめる無料

依頼前に知っておきたい弁護士知識

犯罪・刑事事件に注力する弁護士

よく見られているキーワード一覧

最近検索されたキーワード

被害届・告訴・告発の法律ガイド

関連カテゴリから解決方法を探す

弁護士に相談しようと思ったら…

弁護士に見積り依頼をする

複数の弁護士にまとめて見積り依頼

  • 最短3分で依頼完了
  • 依頼内容は非公開
  • 分野に詳しい弁護士から見積り依頼が届く
一括見積りをはじめる無料

依頼前に知っておきたい弁護士知識

活躍中の弁護士ランキング

犯罪・刑事事件の分野

ピックアップ弁護士

をお選びください。

弁護士回答の中から一番納得した回答に、「ベストアンサーに選ぶ」をつけることで、
回答した弁護士に最も高い評価を与えることができます。

ベストアンサー以外にも「ありがとう」をつけることができます(複数可)。弁護士へのお礼も兼ねて投票へのご協力をお願いいたします。

※万が一、納得のいく回答がない場合は、「ベストアンサーを選ぶ」をつけずに、投票を終了することもできます。