公務員が刑事訴訟法239条2項に基づいて告発をした行為が、客観的真実に反していた場合の罪について

 公務員が刑事訴訟法239条2項に基づいて告発をした行為が、結果的に客観的真実に反していた場合、当該公務員には虚偽告訴罪が成立することになるのでしょうか?
 (たとえば契約担当課の職員が、入札参加企業の提示する金額が尽く似たり寄ったりなことについて談合を疑い(犯罪があると思料し)告発を行ったが、捜査機関が談合の事実を突き止めることが出来なかった場合など。)

刑法
(虚偽告訴等)
第百七十二条  人に刑事又は懲戒の処分を受けさせる目的で、虚偽の告訴、告発その他の申告をした者は、三月以上十年以下の懲役に処する。

刑事訴訟法
第二百三十九条  何人でも、犯罪があると思料するときは、告発をすることができる。
○2  官吏又は公吏は、その職務を行うことにより犯罪があると思料するときは、告発をしなければならない。
2016年06月11日 20時30分

みんなの回答

荒川 和美
荒川 和美 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 愛知県2
ありがとう
公務員が刑事訴訟法239条2項に基づいて告発をした行為が、結果的に客観的真実に反していた場合、当該公務員には虚偽告訴罪が成立することになるのでしょうか?
犯罪があったと信ずるに足る証拠的根拠がなければ、成立の可能性はあります。

2016年06月12日 00時20分

原田 和幸
原田 和幸 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 東京都1
ありがとう
当該公務員には虚偽告訴罪が成立することになるのでしょうか?

裏付ける根拠がある程度あったのであれば、可能性は低いと思います。

2016年06月12日 03時54分

相談者
 「思料する」だけの状況なら、結果として客観的事実に反することも多いのではないですか?

2016年06月12日 06時47分

この投稿は、2016年06月11日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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