詐欺罪や詐欺未遂罪の欺罔行為の存在と過失の認定について

公開日: 相談日:2016年09月01日
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刑法の詐欺罪や詐欺未遂罪が適用されるのは、欺罔行為の存在を客観的に認められる場合であると聞いたのですが、誤表示や記載ミスが詐欺罪にならない、過失として扱われるというのは、具体的な刑事事件の現状として、どういう状況ですか?

例えば、HDDの容量が100GBと記載しているパソコンをネットオークションで購入したところ、届いたパソコンのHDDは10GBしかなかった場合、購入者が詐欺だと騒いで警察に被害届を出しても、販売者が「すみません、オークションページの記載ミスです。代金は返金いたします」となったら、販売者を立件(起訴)することは、可能性として低い、ほぼ無いに等しい、という状況なのでしょうか?
また、そうだとしたら、そういう風に判断する理由として、記載ミスの指摘を受けて販売者がすぐに返金を実施している、というのが大きいのでしょうか。

481812さんの相談

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  • 越川 要 弁護士

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    犯罪・刑事事件
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    > 刑法の詐欺罪や詐欺未遂罪が適用されるのは、欺罔行為の存在を客観的に認められる場合であると聞いたのですが、誤表示や記載ミスが詐欺罪にならない、過失として扱われるというのは、具体的な刑事事件の現状として、どういう状況ですか?
    >
    > 例えば、HDDの容量が100GBと記載しているパソコンをネットオークションで購入したところ、届いたパソコンのHDDは10GBしかなかった場合、購入者が詐欺だと騒いで警察に被害届を出しても、販売者が「すみません、オークションページの記載ミスです。代金は返金いたします」となったら、販売者を立件(起訴)することは、可能性として低い、ほぼ無いに等しい、という状況なのでしょうか?

    行為者の本心を読み取ることはできませんので、外部に現れた行動、発言などから詐欺の意図があったと推認できるかが問題となります。なので、上記の弁解をしていれば、この点だけを捉えれば、詐欺で立件することは難しい、ということになります。

    > また、そうだとしたら、そういう風に判断する理由として、記載ミスの指摘を受けて販売者がすぐに返金を実施している、というのが大きいのでしょうか。

    これが行われていれば詐欺で立件される可能性は低いでしょう。返金をするということは、だまし取るつもりがなかったと捉えられるので。

    逆に、上記弁解をしていたとしても、
    返金には一切応じない
    誤表記の事例が他にも数多く存在する
    といった事実があれば、詐欺の意図があったと推認されやすくなります。

  • 相談者 481812さん

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    越川弁護士様 ご回答ありがとうございます。

    >誤表記の事例が他にも数多く存在する

    例えば、同じパソコンを複数台出品し、
    オークションページの内容をコピペで使いまわししていたため、
    複数ページで誤表記となってしまった場合等の事情があったとしても、
    詐欺の意図があったと推認されやすい材料となりますか?


  • 越川 要 弁護士

    注力分野
    犯罪・刑事事件
    ベストアンサー
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    > 越川弁護士様 ご回答ありがとうございます。
    >
    > >誤表記の事例が他にも数多く存在する
    >
    > 例えば、同じパソコンを複数台出品し、
    > オークションページの内容をコピペで使いまわししていたため、
    > 複数ページで誤表記となってしまった場合等の事情があったとしても、
    > 詐欺の意図があったと推認されやすい材料となりますか?
    >

    同じ商品ならば、ご相談者様記載のようなミスも起こりうるので、推認されるとしても推認力は弱いと思います。

この投稿は、2016年09月時点の情報です。
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