刑法に抵触する事案は、検察が起訴しない限り裁判に持っていくことはできないのでしょうか?

例えば、日本で行われているある産業が法律上明らかに刑法に抵触している産業であったとしても、検察が起訴しなかったらその産業を違法産業か否かを裁判で問うことは不可能なのでしょうか?

検察が起訴しなくても、裁判に持ち込む手だてはないのでしょうか?
匿名希望さん
2013年08月03日 12時43分

みんなの回答

高岡 輝征
高岡 輝征 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 神奈川県5 犯罪・刑事事件に注力する弁護士
ありがとう
原則、起訴独占主義といって、検察しか起訴はできません。

ただ、検察が不起訴にしたことが不当な場合等も想定して、チェック機関として、検察審査会というものがあり、ここが起訴相当という判断をすると、検察が一旦不起訴にした事件でも、起訴がされます。

それ以外は、刑事手続きに乗せるのは無理で、民事でということになります。

2013年08月03日 13時13分

匿名希望 さん (質問者)
なるほど、小沢一郎衆議院議員で話題になった検察審査会ですね。


高岡先生は元検察官でいらっしゃったんですか!
以前からずっと、検察官として国のためにご尽力された先生にお尋ねしたかったことがあるのですが、


①パチンコは刑法の賭博罪にあたるでしょうか?


②過去に、パチンコが賭博罪の疑いがあるとして警察から検察に送検されたことがあるのでしょうか?若しくは検察が起訴した事例はあるのでしょうか?


以上二点ご教示頂ければ幸いです。

2013年08月03日 14時38分

高岡 輝征
高岡 輝征 弁護士
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ありがとう
1 パチンコは、一か八かという点で、賭け事なのですが、バチンコ店からは、景品しかもらえないので、パチンコ店単体との関係では、賭博にあたりません。
ただ、その景品は、別業者で換金できますから、その業者との共謀が認められれば、両者の共犯としての賭博罪にあたる可能性があります。
しかし、パチンコ店と換金業者は繋がっていることは、立証可能でしょう。
でも、立件されないのは、適法とされてきた歴史を今さら覆すことへの不自然さや、すてでに慣習になっていること、パチンコの経済効果とそこから国に入る税収のほか、歴史的経緯・背景、趣味とする方の数・要望、1つの文化であること等々様々な理由がありそうです(独自的見解です)。

2 調べたことがないですが、聞いたことがありません。

2013年08月04日 08時58分

匿名希望 さん (質問者)
高岡先生、ご回答ありがとうございます。

「パチンコ店からは景品しかもらえないから、パチンコ店単体では賭博にはあたらない」
との事ですが、


【賭博】
金銭・品物を賭けて勝負を争う遊戯。
(広辞苑第五版より引用)


「品物」との文言になってますが、
景品(パチンコ店から客に直接受け渡されるいわゆる特殊景品)は、「品物」とはいわないのですね?

2013年08月04日 10時06分

この投稿は、2013年08月03日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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