本事態で、クレジットカード会社に対し、支払停止の抗弁を認めてもらうことは可能でしょうか?

公開日: 相談日:2016年02月07日
  • 1弁護士
  • 1回答

私の70歳代の知人で日本のクレジットカード会社のトラベラーズチェック付きのクレジットカードをお持ちの方が、2年前(2014年)の夏頃、カード関係の詐欺被害に遭われました。ご当人が詳しく説明されるのが苦手なので私が代理でお尋ねします。

ご当人は現在、2年前の出来事ですが警察に被害届を提出しようかどうか逡巡されており、カード債務の
免責が受けられるかどうかが決断のポイントとなっております。警察が被害届を受理した場合、カード会社からの請求を停止や、当初のクレジット契約の無効などを求めることが可能か否か、お教えください。よろしくお願いします。
---
2014年の夏頃、金融商品の説明会場で知り合った男から「今なら収入が乏しくても特別なサービスや優待のついたトラベラーズチェック付きのクレジットカードに入会できるキャンペーン中だ」と、しつこく勧誘を受けた。

ご老人はカードをつくるだけならリスクはないと思い申込みした。

詐欺グループは、その70歳代ご老人の所得証明等を偽造して入会審査を通過させた模様。

申込み時、詐欺グループがご老人に口頭で説明した契約条件は、「認可枠の35%程度の発行手数料を支払え」というものだった。ご老人は、「常識では有り得ない法外な手数料で何か悪い冗談でも言っているのだろう」と真剣に受け止めなかったらしい。そもそも、その場の雰囲気は既に、申込み自体をキャンセルできないような威圧的で異様な空気感だったとのこと。なお、ご老人が記入した申込書の控えなどは一切交付されていない。

カードは後日、800万円の利用枠で発行されたが、入会直後に詐欺グループから、約280万円の発行手数料を請求された。申込み時に手数料のことは承認済でキャンセルは認めない、という強硬な態度でほとんど脅迫まがいの請求だった。恐くなったご老人は、「一旦認めた手数料の支払いは法的にも逃れられない」という先方の理不尽な説明を納得させられて、しぶしぶ要求を呑んだ。

詐欺グループは支払いの手段として、キャッシングとショッピング枠の現金化を強制利用させた。
キャッシング(50万円)は全額、先方に没収された。ショッピング枠の現金化(230万円)は詐欺グループ斡旋の業者から物品を購入させるという手法だった。カード決済後、ご老人は何ら商品を受取ることなく、キャッシュバックも一円たりとも返金されず、 現在もカード会社に分割返済のみ続けている。

423556さんの相談

回答タイムライン

  • タッチして回答を見る

    2年前の出来事ですが警察に被害届を提出しようかどうか逡巡されており、カード債務の
    免責が受けられるかどうかが決断のポイントとなっております。警察が被害届を受理した場合、カード会社からの請求を停止や、当初のクレジット契約の無効などを求めることが可能か否か

     大変な被害に遭われたようであり、心中お察しします。
     しかし、まず2年前の事件について警察は中々被害届の受理をしません。
     仮に受理してくれた場合にも、2年前のことだと、自ら詐欺などの問題がないものとして了解して支払っていたのではないかということで、抗弁の承継を主張することが困難なことが多いでしょう。2年間騙され続けていた、若しくは脅され続けていたなどの特別の事情を説明して理解を得る必要があります。

この投稿は、2016年02月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

新しく相談をする

新しく相談をする 無料

弁護士に相談するには会員登録(無料)が必要です。 会員登録はこちらから

もっとお悩みに近い相談を探す

弁護士回答数

-件見つかりました