執行猶予中に事件起こしてしまいました。回答してほしいです。

去年の7月に窃盗罪で捕まり、懲役2年6ヶ月執行猶予4年の判決がくだされ、12月に公務出向出向妨害、酒気帯び運転で逮捕されたんですが
執行猶予もらえそーですか?
ryouさん
2018年01月12日 19時18分

みんなの回答

松本 篤志
松本 篤志 弁護士
ありがとう
今回の事件の具体的内容にもよりますが、前回の執行猶予付きの判決(懲役2年6月の執行猶予4年となると、執行猶予を付けられる上限に近いです。)から半年も経たない程度の間に別事件を起こしたとなると、今回の見通しとしてはかなり厳しく、実刑を覚悟すべきということにはなります。
特に、公判請求された場合は、検察官も実刑の求刑ということになり、見通しは厳しいです。具体的な事情にもよりますが、公務執行妨害の立件が見送られ、酒気帯び運転のみの立件とされ、公判請求でなく略式起訴からの罰金刑になるだとか、そういった場合でなければ、今回は懲役の実刑判決を免れるのは厳しいでしょう。

2018年01月12日 19時37分

川面 武
川面 武 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 東京都8
ありがとう
> 去年の7月に窃盗罪で捕まり、懲役2年6ヶ月執行猶予4年の判決がくだされ

保護観察は付いていないのですね?

、12月に公務出向出向妨害、酒気帯び運転で逮捕されたんですが

酒気帯び運転中(酒酔い状態まで入っていないですね?),対応した警察官に暴行を加えたという事例でしょうか?ここはもう少し明確に記載されるべきです。
以下,上記前提で回答します。

> 執行猶予もらえそーですか?

懲役刑の場合に刑の全部執行猶予付判決が出るかとい趣旨ですね。
執行猶予中は特に慎重な行動が求められることは,刑を言い渡した裁判官や弁護人から忠告されてはいなかったでしょうか。本件は,刑の執行猶予中の犯行であり基本的に情状は良くないのですが,唯一の救いは,両者の犯罪の罪質が全く異なるものであるということです。
しかも,酒酔い運転罪(道路交通法117条の2の2,65条1項,刑は3年以下の懲役又は50万円以下の罰金)も公務執行妨害罪(刑法95条1項,刑は3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金)もいずれも罰金刑が併科されている犯罪類型であることです。
酒酔い運転や公務執行妨害については各々初めての犯行だとすれば,双方罰金刑の最高額あたりを科せばいいという政策判断は十分ありうるところです。この場合,両者は併合罪として,合計100万円の罰金刑を科すことができます(刑法45条,48条2項)。この辺りがお灸をすえるのにちょうどいい処分とも思われます。
本件については,私選弁護人を選任されて,略式手続で処理するよう働きかけてもらうことをお勧めしたいと思います。なお,罰金刑自体は,ほぼ間違いなく執行猶予の対象にはなりません。

2018年01月12日 21時10分

大和 幸四郎
大和 幸四郎 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 佐賀県1
ありがとう
私見です。
上記内容では難しいとの印象です。
公務執行妨害罪が痛いと思います。

2018年01月13日 08時30分

小野寺 雅之
小野寺 雅之 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 福岡県1 犯罪・刑事事件に注力する弁護士
ありがとう
> 執行猶予もらえそーですか?

前提として法律上の規定について説明しておきますと,執行猶予中の犯罪に改めて執行猶予が付くという場合(いわゆる再度の執行猶予)の要件は厳しくて,その犯罪について1年以下の懲役又は禁錮の刑とされた場合に限られ,しかも情状に特に酌量の余地がある場合です(刑法25条2項)。

それでは今回の件について検討してみましょう。
検察官や裁判官がどのように今回の事件を見るかということを予想すると,まず,公務執行妨害罪に対しては,警察も検察も厳しく対応するという傾向にありますし,以下に述べるような事情も加味されますから,今回の事件に関して検察官が罰金(略式命令請求)で終わらせるということはあまり考えられず,公判請求(正式起訴)することになると思います。
そして,犯罪の種類が違うとはいえ,前の裁判からわずか半年もしないうちの犯行ですから,規範意識が鈍磨しているという非難がなされます。
しかも,酒気帯び運転の取り締まりの際での公務執行妨害ということであれば,犯行の動機も悪質だとされるでしょう。
そうすると,検察官側は懲役1年6月程度の求刑をして,判決は懲役1年2月くらいになると予想され,上記刑法の規定により執行猶予を付すことはできないということになります。
そして,仮に判決が1年以下の懲役とされたとしても,情状に特に酌量の余地があるとされるのは極めて難しいでしょう。
したがって,今回の件で再度の執行猶予が付くという可能性はとても低いといわざるを得ません。

なお,今回の件で執行猶予が付かないと,前の裁判での執行猶予が取り消され(刑法26条1号),前刑の懲役2年6月も併せて服役しなければならないことになります。

2018年01月13日 13時17分

この投稿は、2018年01月12日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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