刑事事件が嫌疑不十分の不起訴処分になった場合、民事訴訟では不利になるか?

私は、上司に密室の会議室で暴力を振るわれながら
退職の強要を迫られ、退職届を書かされて辞めさせられました。

その事について。この元上司と会社を民事で150万の請求で訴え
刑事については、この元上司を暴行罪や強要罪で刑事告訴しました。

民事については、準備書面でのやり取りが終わった段階で
裁判官から、具体的な心証開示があり
「原告の主張を採用する。被告の主張は、信用できない為採用できない。
100万が相当だと考えている。判決でも金額は大きくは変わらない。」
と言われ、100万での和解案について検討している所です。

しかし、民事では主張が認められましたが
刑事では、なんと嫌疑不十分の不起訴処分になってしまいました。

この事をなんと被告が主張してきたのです。

刑事事件の嫌疑不十分での不起訴処分によって
裁判官の判断が変わったりすることはあるんでしょうか?
b4_Jr4fさん
2017年11月23日 09時48分

みんなの回答

小野寺 雅之
小野寺 雅之 弁護士
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> 刑事事件の嫌疑不十分での不起訴処分によって
> 裁判官の判断が変わったりすることはあるんでしょうか?

結論から言うと,検察官により嫌疑不十分での不起訴処分とされたことが,民事裁判での裁判官の判断に影響を与えることはないと言っていいと思います。

刑事事件で検察官が起訴するのは,対象となった犯罪事実が合理的な疑いを容れない程度まで立証できると判断した場合です。
つまり,起訴するために必要となる証拠のハードルは,裁判で有罪判決がなされる場合と同様にとても高いわけです。
それに対して,民事裁判で原告の主張が認められるための証拠の程度は,刑事事件での起訴や有罪判決の場合ほど高くはありません。
ですから,たとえ刑事事件としては嫌疑不十分とされたとしても,民事事件としての裁判では不法行為として賠償が認められるということは珍しくありません。
民事裁判での裁判官は,民事訴訟で示された証拠によって原告の請求を認めるかどうかを判断するのであって,刑事事件としての検察官の判断に左右されることはありません。

2017年11月23日 10時12分

この投稿は、2017年11月23日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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