合鍵作成を目的とした使用窃盗について

公開日: 相談日:2017年06月18日
  • 1弁護士
  • 2回答

他人の家の合鍵を作成するために、後ほど返すつもりで無断で鍵を持ち出した場合、窃盗罪に問われるのでしょうか。それとも単なる使用窃盗になるのでしょうか。
また他人の鍵の合鍵を無断で作るという行為自体、何か罪名はあるのでしょうか。
加えて、その合鍵を使って住居に侵入する意思がある場合とない場合でこれらの罪に問われるか否かもご教授いただけると幸いです。

ご回答宜しくお願いします。

560562さんの相談

回答タイムライン

  • タッチして回答を見る

    > 他人の家の合鍵を作成するために、後ほど返すつもりで無断で鍵を持ち出した場合、窃盗罪に問われるのでしょうか。それとも単なる使用窃盗になるのでしょうか。

    窃盗罪が成立するものと考えます。
    当初から合鍵作成後直ちに返還する意図だったと認められることから,不法領得の意思が肯定されるかが問題となりますが,この点については以下のように考えられます。
    合鍵を作るということは,本来の権利者にしか許されないことであり,家の住人に無断で合鍵を作成するということは権利者を排除したと評価できます。
    また,本来の鍵の管理者でなくても他人の家に入れることになり,鍵の効用を取得するものと評価できますから,合鍵を作成する行為はその経済的用法に従った利用といえます。
    したがって,不法領得の意思は肯定され,使用窃盗にとどまらず窃盗罪が成立することになります。

    > また他人の鍵の合鍵を無断で作るという行為自体、何か罪名はあるのでしょうか。

    住居侵入予備罪などという犯罪はありませんから,この行為自体に犯罪が成立することはないと考えます。

    > その合鍵を使って住居に侵入する意思がある場合とない場合でこれらの罪に問われるか否か

    その意思があるかないかで窃盗罪の成否に影響はありません。

  • 相談者 560562さん

    タッチして回答を見る

    ご回答ありがとうございます。
    >住居侵入予備罪などという犯罪はありませんから,この行為自体に犯罪が成立することはないと考えます。
    とのことですが、軽犯罪法第1条3号に当てはまるということはないでしょうか?

  • タッチして回答を見る

    >軽犯罪法第1条3号に当てはまるということはないでしょうか?

    同条号はいわゆるピッキングの道具を携帯することを禁じた規定であり,合鍵は含まれないものと解されます。

  • 相談者 560562さん

    タッチして回答を見る

    "正当な理由がなくて合かぎ、のみ、ガラス切りその他他人の邸宅又は建物に侵入するのに使用されるような器具を隠して携帯していた者"

    との記述があったのですがそのような意図ではなかったのですね。
    ありがとうございます。

この投稿は、2017年06月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

新しく相談をする

新しく相談をする 無料

弁護士に相談するには会員登録(無料)が必要です。 会員登録はこちらから

もっとお悩みに近い相談を探す

弁護士回答数

-件見つかりました