覚醒剤取締法違反出所後5年以内の麻薬及び向精神薬取締法

公開日: 相談日:2018年03月17日
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はじめまして。
彼は以前、覚醒剤取締法違反で前科2犯3年前に刑務所を出所しています。今回麻薬及び向精神薬取締法で現在保釈中です。今回の保釈で知的障害や発達障害やうつ症状、その他沢山の精神障害が発覚し医師に刑務所へ行くよりも病院での治療や更生施設で更生をした方が良いという内容の意見書や診断書がでました。薬物依存症からのリハビリ施設や他薬物依存を絶つミーティングにも参加しています。
彼は精神障害者なので私も医師の意見書と同じ考えです。
刑務所出所後5年以内の再犯の執行猶予はかなり難しいとはよく聞きますが情状により必ずしも100%実刑とは言い切れないとも聞きました。
執行猶予が付く可能性はありますでしょうか?

643077さんの相談

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    刑務所出所後5年以内であれば、全部執行猶予が付くことは絶対にありません。
    これは法律で決まっていることです(刑法25条2項)。

    最近できた一部執行猶予が付く可能性はありますが、その要件は厳しいものです。
    また、仮に一部執行猶予になっても、刑務所に行かなくていいというものではありません。

    結論として、無罪にならない限り実刑になるといわざるを得ません。

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    薬物犯罪については、前科があっても、本件につき懲役3年以下の言い渡しをする場合、言い渡しをする刑の一部を実刑、残り一部を執行猶予とすることができます。これを「刑の一部執行猶予」と言います。この場合、執行猶予の期間中、保護観察が付けられ、毎月保護観察所へ行って尿検査などを受けることが義務付けられます。ただ、一部執行猶予が認められる条件は、かなり厳しいようです。この一部執行猶予については、「彼」は十分知っているはずです。弁護人と良く相談したらいいと思います。

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    すみません、回答を誤りました。

    5年以内に執行猶予が付かないことの根拠条文は、刑法25条1項の間違いです。

    また、一部執行猶予も刑務所を出てから5年以内であれば対象とならないこととされていますので(刑法27条の2第1項第3号)、一部執行猶予も付けられません。

    結果として、無罪にならない限り実刑になることは変わりません。

  • 相談者 643077さん

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    黒岩先生、川口先生ご回答ありがとうございます。
    やはり難しいのですね…
    追記ですが前回2年半の服役で出所後の執行猶予は終了していますので実刑になっても短い期間の判決になる様、私は良い情状証人が出来たらと思います

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    大和 幸四郎 弁護士

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    > 実刑になっても短い期間の判決になる様、私は良い情状証人が出来たらと思います
    @頑張ってください。
    なお、刑務所内の行動によって
    仮釈放の時期が早まることがありますので、
    頑張るよう伝えられるとよいでしょう。

  • 相談者 643077さん

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    大和先生、ご回答ありがとうございます。
    ある程度の覚悟はできたので彼の出所後どうしていくか前向きに考える事に切り替えます。
    私と同じ悩みを持つ方も沢山いらっしゃるんじゃないかと思いますのでここで判決の結果をご報告できれば良いなと思います。

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    > 刑務所出所後5年以内の再犯の執行猶予はかなり難しいとはよく聞きますが情状により必ずしも100%実刑とは言い切れないとも聞きました。

    今回の犯罪が,電車内の痴漢や万引きであれば,罰金刑という可能性は存座しました。今回も薬物犯罪ですと懲役刑の実刑判決が出ることは確実です。

    > 執行猶予が付く可能性はありますでしょうか?

    本件では,刑の全部執行猶予付き判決が出る可能性はありません。


    > また、一部執行猶予も刑務所を出てから5年以内であれば対象とならないこととされていますので(刑法27条の2第1項第3号)、一部執行猶予も付けられません。

    この回答は通常の刑法犯についてのもので,川口弁護士が解説されておられるとおり,薬物犯罪には特別法が存在していますので,刑の一部執行猶予付き判決の可能性はあります。非常に読みにくい条文ですが,特別法の3条で刑法27条の2第1項各号の要件が外されているのです。
    ただし,当局も明言しているとおり,刑の一部執行猶予付き判決は実刑判決の一種であって,実刑判決と(刑の全部)執行猶予付き判決の中間的な判決ではありません。
    私は,刑の一部執行猶予付き判決は被告人にとって不利益な点も大きいため,制度内容の概要を理解した被告人からの要請がないかぎり,刑事弁護の弁論等で当該判決を求めることはしないようにしています。

    薬物使用等の罪を犯した者に対する刑の一部の執行猶予に関する法律
    (刑の一部の執行猶予の特則)
    第三条 薬物使用等の罪を犯した者であって、刑法第二十七条の二第一項各号に掲げる者以外のものに対する同項の規定の適用については、同項中「次に掲げる者が」とあるのは「薬物使用等の罪を犯した者に対する刑の一部の執行猶予に関する法律(平成二十三年法律第   号)第二条第二項に規定する薬物使用等の罪を犯した者が、その罪又はその罪及び他の罪について」と、「考慮して」とあるのは「考慮して、刑事施設における処遇に引き続き社会内において規制薬物等に対する依存の改善に資する処遇を実施することが」とする。

  • 相談者 643077さん

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    川面先生、ご回答ありがとうございます。
    薬物累犯なので全部執行猶予はつかない事、彼がしばらく刑務所に入ってしまうのは大変辛いですが理解しました。
    奇跡的に一部執行猶予が付けばと思います。

    沢山の弁護士先生方にご相談に乗ってもらえて大変有難く思います。
    検察側からは求刑2年6ヶ月でした。

  • 相談者 643077さん

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    1年4ヶ月、一部執行猶予4ヶ月未決勾留分差し引いて11ヶ月程でした。思ってた以上に軽くて良かったです。今後の皆様のご参考になればと思います。ありがとうございました。

この投稿は、2018年03月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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