傷害事件で被害届と告訴状の意味

公開日: 相談日:2022年02月18日
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【相談の背景】
傷害事件で警察に被害届をだしました、私の怪我は軽症です。刑事から告訴状を出すか出さないか合わせて診断書を提出するように言われました。

【質問1】
被害届を出して更に告訴状を出す事により何が変わるのでしょうか。検察に送致する段取りができてるとの事でした。
示談するつもりは無く厳しく処罰して欲しいと考えています。

1116270さんの相談

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  • 鈴木 祥平 弁護士

    注力分野
    犯罪・刑事事件
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    【質問1】被害届を出して更に告訴状を出す事により何が変わるのでしょうか。検察に送致する段取りができてるとの事でした。示談するつもりは無く厳しく処罰して欲しいと考えています。

    【回答1】まず、「被害届」というのは、、警察などの捜査機関に対して犯罪の被害に遭った事実を申告する届け出のことを言います。

    これは、あくまでも、「被害に遭いました」という事実を届け出て警察に知らせる報告に過ぎません。これには、捜査の実施や加害者への処罰を求める意思表示は含まれていません。

    被害届が提出されると、警察は「被害届」を「受理」をしなければなりません(犯罪捜査規範61条)。「被害届の提出することによって、警察は、事件を把握し、捜査を開始するきっかけになります。

    これに対して、「告訴」というのは、「犯罪被害者などの告訴権者が、捜査機関に対し犯罪事実を申告し、犯人の処罰を求める意思表示」の事を言います。「告訴状」は、その意思表示を書面でしたものです。

    「被害届」も「告訴状」も、「警察に犯罪被害を申告するもの」で、「捜査の端緒」(きっかけ)となるものであるものと言う意味では同じです。「被害届」と「告訴状」の大きな違いは、「犯人の処罰を求める意思表示である」という点です。

    捜査機関は告訴状を提出されると、検察官に書類を送付したり、起訴をしたかどうかの結論を通知する義務が生じます。(刑事訴訟法242条、260条)。

    告訴権者は、犯罪の被害を受けた者であることが原則ですが、未成年の場合にはその法定代理人が告訴権者になります。

    また、告訴をするときには、法律上は、口頭での告訴も認められております。ただ、実務上は、事実を明確するために、書面で「告訴状」の提出を求められることがほとんどです。

  • 吉丸 雄輝 弁護士

    注力分野
    犯罪・刑事事件
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    被害届を出して更に告訴状を出す事により何が変わるのでしょうか。検察に送致する段取りができてるとの事でした。
    示談するつもりは無く厳しく処罰して欲しいと考えています。
    →被害届は被害があった事実を申告するものであるのに対して,告訴状は処罰を求める意思があることを示すものです。
    厳しい処罰を求めるためには,告訴状の提出はすべきだと考えます。具体的には告訴状の提出により,捜査機関は捜査を尽くす義務が生じると考えられています。

    参考 犯罪捜査規範
    (告訴、告発および自首の受理)
    第六十三条 司法警察員たる警察官は、告訴、告発または自首をする者があつたときは、管轄区域内の事件であるかどうかを問わず、この節に定めるところにより、これを受理しなければならない。
    2 司法巡査たる警察官は、告訴、告発または自首をする者があつたときは、直ちに、これを司法警察員たる警察官に移さなければならない。

  • 相談者 1116270さん

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    ありがとうございます、非常に分かりやすく理解致しました。告訴状を作るにあたり自分で簡易的に作成したものでも問題はありませんでしょうか。

  • 鈴木 祥平 弁護士

    注力分野
    犯罪・刑事事件
    弁護士が同意
    1
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    Q1:告訴状を作るにあたり自分で簡易的に作成したものでも問題はありませんでしょうか。

    A1:警察に相談をしながら告訴状を作成をした方が良いかと思います。

この投稿は、2022年02月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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