借金の時効の中断について

公開日: 相談日:2021年01月11日
  • 3弁護士
  • 3回答

簡易裁判所から訴状が送られてきました。19年前に返済できなくなった借金なので時効の方向で考えているのですが、過去に裁判所から通知があったかどうか定かでなく、19年経過した今も時効が中断されている可能性はありますでしょうか?

986923さんの相談

回答タイムライン

  • 野条 健人 弁護士

    注力分野
    借金・債務整理
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    2
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    大変お困りだと思いますのでお答えします。
    過去の裁判事情はわかりかねますが、速やかに時効援用して、相手方に債務は不存在であることの確認を求めてみるべきだと思います。

  • 田中 克幸 弁護士

    注力分野
    借金・債務整理
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    過去に裁判所から通知があったか定かではないのであれば、時効が中断している可能性はあります。
    しかしながら、通常、過去に一度債務名義を取得したのであれば、改めて訴訟を起こす際、その事実に言及したり、書証として添付することが多いのではないかと思われ、過去の裁判の事実が訴状に書かれていないのであれば、どちらかというと、時効の可能性の方が高いのではないかと推測できます。
    時効援用であっても、上手くいかなかった場合のことも考えて対応した方が良いため、訴状を持参して法律相談に行かれることをお勧めいたします。

  • 鈴木 克巳 弁護士

    注力分野
    借金・債務整理
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    以下の通りです。
    なお、貴殿が時効期間中に「債務承認」をしていなかったことを前提としています。
    ◆ 過去に裁判があった場合
    (1)その裁判が確定したときから10年経った後に今回の訴訟を提起された場合
       ⇒ 時効完成後の訴訟提起なので、時効援用をすれば、債務は消滅します。
    (2)その裁判が確定したときから10年経たない間に今回の訴訟が提起された場合
       ⇒ 時効完成前の訴訟提起なので、訴訟提起によって再度時効が中断(更新)
         よって、時効の援用は残念ながら認められません。
    ◆ 過去に裁判がなかった場合
      債務の弁済を怠り期限の利益を喪失した(一括払をしなければならなくなってしまった)時から5年(銀行・消費者金融会社・信販会社に対する債務)もしくは10年(信用保証協会・信用金庫・信用組合・労働金庫・農協等に対する債務)以上経っているので、時効は完成しています。よって、時効の援用をすれば債務は消滅します。

     過去に裁判があった場合は、その裁判が確定したのは何時だったのかによって結論が異なります。
     時効の援用ができる場合は、答弁書の被告の主張欄に消滅時効の援用をすると書いておくべきです。
     時効援用が成功することを祈念しております。

この投稿は、2021年01月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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