労働基準法と貨物自動車運送事業輸送安全規則との関係について

労働基準法の109条の規定と貨物自動車運送事業輸送安全規則第8条の規定はどちらが優先するでしょうか

109条は賃金に関する重要な書類を3年間保存
8条は乗務記録について1年間保存

となっています。

運送会社に勤務しています。残業代を請求するのに、タイムカードがないため、労働時間を証明する資料が
運転日報しかありません。運転日報によれば労働時間の算出ができるので、賃金算定のための重要な書類になります。
しかし、運転日報は乗務記録でもあります。

会社は8条を根拠に1年で処分したといいますが、賃金算定の方法が運転日報しかなければ109条の適用によって3年は保持しなければならないと思いますが、実際はどうなんでしょうか

賃金請求の時効期間が2年ということを考えると、会社は2年以上記録を保持しなければ、法律の整合性が取れていないとも考えます

弁護士の先生の意見をお願いします
2017年08月08日 00時01分

みんなの回答

黒葛原 歩
黒葛原 歩 弁護士
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ありがとう
双方とも立法趣旨が異なっており,事業場にはどちらも適用されるので,日報についても長い方の3年の保存義務があると考えられます。ただ,実際には労基が保存義務違反を摘発することが稀であるため,会社側としては労基の取締を甘く見て1年で廃棄しているケースが少なくないのではないかと思います。

こうした場合,法的には,使用者が保存義務のある記録を廃棄していることになるので,訴訟上,労働者側が主観的資料(手書きメモ・手帳等)で労働時間立証を行った場合でも,労働時間の立証・認定をしてもらいやすいということは,言えるかと思います。

2017年08月09日 09時39分

この投稿は、2017年08月08日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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