高度障害保険金について

公開日: 相談日:2020年07月02日
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父が個人事業主で事業を営んでおります。
数ヶ月前に父が脳梗塞の病気で倒れ、失語症と右半身麻痺の症状が残ってしまいました。
現在はリハビリ病棟に移りリハビリをしておりますが、
事業に復帰するのはほぼ不可能と医者から言われました。

現在、事業の借入金が3000万円ほどあり、
銀行から一括請求をされましたが、保証協会に入っていたため、代弁済?をしてもらっている状況です。

個人再生を検討しておりましたが、不可能と判断し
自己破産を検討し、今後弁護士さんに相談を行う予定です。

<父の資産について>
・父の財産は、300万円ほどしかありません。
・保険金は掛け捨て生命保険に加入しておりました。
保険金は
死亡は、  3000万円 受取人 妻
高度障害は、3000万円 受取人 父
であり、現在は高度障害に該当していると医師から言われましたが、
リハビリ病棟にいるため診断書を書くことができないと言われました。

数カ月後はリハビリ病棟から療養病院に転院するため、その時に診断書を書いてもらい保険金で今回の問題を解決する予定です。

本来であれば、保険金で借入金を返すべきですが、
今後の療養費や家族の生活費がかかるため、家を失うのを承知で
なんとかこの保険金を手にしたいところが正直なところです。

調べたところ、掛け捨て生命保険は解約返戻金がないため
自己破産時、解約しなくてもよいとことでした。
このため、破産成立後に保険金を請求すればよいのではないかと思いました。


そこで質問1点ございます。

<質問 破産財団に属すかについて>
自己破産について調べたところ
破産法34条2項「破産者が破産手続開始前に生じた原因に基づいて行うことがある将来の請求権は,破産財団に属する。」
と言う記載を見つけました。

今回の場合だと、病気が原因で自己破産をするため、高度障害で出る保険金は将来の請求権とみなされすべて破産財団に取られてしまうのでしょうか?
今から破産をした場合、たとえ破産財団が保険金の請求をしたとしても、
リハビリ病棟にいるため医師は診断書を書くことができないため請求することはできないと思われます。それでもやはり破産財団に取られてしまうのでしょうか?

ご回答をいただければ幸いでございます。よろしくお願いします。

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    伊藤 諭 弁護士

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    ご指摘のとおり、既に保険金請求の原因である事情が発生しておりますので、原則として破産財団に属する財産と判断せざるを得ません。
    事情がおありですので、(一部)自由財産として扱ってもらうようにアクションしていくことが現実的であろうと思います。

  • 馬場 亨二 弁護士

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    死亡保険金ではないので、破産財団に属する可能性が高いのではないでしょうか。ただし、死亡保険金とは異なり高度障害は生命保険会社の認定が約款の要件に該当するかどうか厳格ですので万が一該当しない場合には継続して保険料を支払うことにするとよいのではと思います。ただしこれらの判断は生保会社と破産管財人との間でなされる判断になると思いますし、可能性は低いのではないでしょうか。

この投稿は、2020年07月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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