自己破産と離婚慰謝料

公開日: 相談日:2011年06月26日
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離婚の原因は不倫で、裁判で慰謝料の金額も判決が出ています。
その後自己破産された場合、この慰謝料は免責されてしまうのでしょうか?
不倫で離婚になった場合の慰謝料なので、破産者が悪意で加えた不法行為に基づく損害賠償請求権・・になり免責はされないのでしょうか?

色々調べましたが、弁護士によっても意見が分かれているようです。
実際に免責にならなかったという事例はありますか?

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    弁護士 A

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    免責にならなかった事例は見あたりません。
    むしろ、免責されると判断された以下の事例がありますが、これは元配偶者ではなく第三者への請求なので、元配偶者への慰謝料であれば別の判断になるかもしれませんし、最高裁判決レベルの判断ではないので、最高裁まで争えば別の判断も出るかもしれませんが。

    裁判年月日 平成21年 6月 3日 裁判所名 東京地裁 裁判区分 判決
    事件番号 平20(ワ)1297号
    事件名 損害賠償請求事件
    ◆原告Xと婚姻していた被告Y1が被告Y2との不貞行為に及ぶなどしてXに精神的苦痛を与えたとして、XがYらに対し、不法行為に基づき慰謝料の支払を請求した事案において、Y1の不貞行為によって、婚姻関係が破綻に至ったものと認められるとして、Y1に対する請求を一部認容し、一方、Y2は、破産手続開始決定を受け、免責許可決定が確定したところ、破産者のした不貞行為に基づく損害賠償請求権は、非免責債権である「人の生命又は身体を害する不法行為に基づく損害賠償請求権」と同視すべきものであると解することまではできないから、Y2は、Xが訴求する損害賠償請求権について、その責任を免れたとした事例

    裁判年月日 平成15年 7月31日 裁判所名 東京地裁 裁判区分 判決
    事件番号 平13(ワ)23574号
    事件名 損害賠償請求事件
    ◆破産免責の対象とならない「破産者ガ悪意ヲ以テ加ヘタル不法行為ニ基ク損害賠償」請求権の「悪意」とは積極的な害意をいうとして、不貞行為を理由とする損害賠償請求権が非免責債権に当たらないとされた事例

この投稿は、2011年06月時点の情報です。
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