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自己破産 : 自己破産の条件と注意点などお悩み対処法

自己破産と任意整理について

自己破産と任意整理を同時に行うことは可能ですか?

現在、消費者金融に150万、市民病院の医療費30万、家賃滞納20万あります。
自己破産で免責されれば生活を建て直すことが出来ます。
しかし、家賃も自己破産に含めると間違いなく退去となります。
このような状況なので、次の住居が準備できません。
消費者金融と医療費を自己破産し、これらに支払っていた分を家賃に回したいのですが、両方を同時に行うことは出来るのでしょうか?
◆ 自己破産と任意整理を同時に行うことは不可能です。できません。
◆ 破産は、すべての債権者に対する関係で行うものです。一部の債権者についてのみ破産手続を利用するということはできません。
◆ 消費者金融と医療費の支払いをストップし、家計に多少余裕がある状態に持って行った上で、家賃の滞納を解消していくという方法を検討されるべきでしょう。
  上記行為は、明らかに偏頗弁済(一部の債権者に優先的に弁済する)ですので、当然法的に問題がないわけではありませんが、別に犯罪行為というわけではなく、また、明らかに免責不許可事由に該る行為でもないので、住む家を確保するためのやむを得ない措置として、裁判所も大目に見てくれる場合があります。
  ただし、弁護士に正式に破産申立を委任した後に、上記のような偏頗弁済を行うとなると、弁護士が偏頗弁済に協力したということになってしまいますので、弁護士としては、上記のようなことはしないで下さいと言わざるを得ないところであります。
  したがって、やるとすれば、弁護士に破産申立を正式に委任する前です。
  この間(支払いをストップしてから弁護士に破産申立を正式に委任する前の間)、消費者金融からの督促は来ますが、その点は、何とか耐えていただくしかありません。
◆ なお、仮にの話ですが、破産ではなく、個人再生が可能であれば、弁護士に依頼した後、家賃滞納分を支払っていくということは可能(弁護士としてそれに協力しても問題はない)です。なぜなら、個人再生の場合は、偏頗弁済分については貴殿の財産として計上していけばいい(つまり、貴殿の財産額は、本来の貴殿の財産額に20万円を上乗せして計上しておけばいい)からです。
◆ とにかく、貴殿ご自身でいろいろと判断して行動なされる前に、きちんと地元の弁護士と面談相談をされ、後々、出来る限り貴殿に不利益が及ばないように、貴殿がどのように動くべきかをお決めになって下さい。
  
明日、地元の弁護士に相談予定になってます。

次のような方法も出来ませんか?

家賃以外を自己破産する。
家賃はこれまで通りで滞納分を家賃に上乗せして支払う。


全てを自己破産にする。
家賃滞納分を家賃に上乗せして支払う。
あるいは家賃を滞納分を上乗せした金額にして再契約する。


個人再生と自己破産、任意整理との違いはなんでしょうか?



> 家賃以外を自己破産する。家賃はこれまで通りで滞納分を家賃に上乗せして支払う。
◆ それは残念ながらできません。
  家賃が滞納している時点で破産手続が開始されると、賃貸人(大家)は、破産債権者となります。つまり、賃貸人(大家)は、法律的には、消費者金融や医療機関と全く同じ立場なのです。

> 全てを自己破産にする。家賃滞納分を家賃に上乗せして支払う。あるいは家賃を滞納分を上乗せした金額にして再契約する。
◆ それも残念ながらできません。滞納している以上、家賃は、破産債権となります。他の債権者と同じ扱いをしていかなければなりません。

◆ 賃貸人(大家)が物わかりのいい人だと、免責が確定した後で滞納している家賃はきちんと支払っていくので追い出さないで下さいというお願いを聞き入れてくれますが、そうでない人は、滞納があり、破産したとなると、出て行かざるを得ないでしょう。
  そうなると、先ほど回答したように、破産する前に滞納を解消するべく、対策を講じていく必要があるのです。

> 個人再生と自己破産、任意整理との違いはなんでしょうか?
◆ イメージとしては、任意整理は、滞納しているお金、借りて残っているお金の全額を分割して支払っていくというものです。対貸金業者であれば、3年~5年の分割に応じます。大家には、ひたすら滞納を解消して何とか明け渡さずに済むよう尽力するほかありません。
◆ 個人再生とは、簡単に説明するのは難しいですが、原則として、3年間で債務総額の5分の1に当たる金額を支払っていくという手続です。滞納家賃がある場合は、滞納分は個人再生手続の中で支払っていくということになりますが、明け渡しはしなければならなくなります。
◆ 破産すると、価値ある財産のすべてを失いますが、一方で、免責が認められれば、すべての負債について支払い義務を免れることになる手続です。
何度も失礼します。
自己破産や個人再生をしたとしても大家が住み続けても良いと言えば明け渡しをしなくてもよいのでしょうか?
この交渉は弁護士に委任できますか?


◆ 破産すると、価値ある財産のすべてを失いますが

この価値のある財産とは不動産や車のことですか?
テレビ、パソコンのような家電も含みますか?
> 自己破産や個人再生をしたとしても大家が住み続けても良いと言えば明け渡しをしなくてもよいのでしょうか?
◆ 住み続けていいと言ってくれる大家であれば、住み続けることは可能です。
  大家次第です。

> この交渉は弁護士に委任できますか?
◆ できるかできないかというご質問だと「できます。」となりますが、「弁護士に頼めばいい結果を期待していいか。」となりますが、「頼んでも明け渡さなければならなくなる可能性はあるので、弁護士に頼めば何とかしてくれると思われてしまうと、弁護士としては辛いです。」という回答になります。

> この価値のある財産とは不動産や車のことですか?テレビ、パソコンのような家電も含みますか?
◆ 不動産は価値ある財産です。車は、査定価格が20万円以下であれば価値ある財産には含まないという扱いをする裁判所が多いですが、そうでない裁判所もあるので、詳細は地元の弁護士にお聞き下さい。テレビとかパソコンは基本的に無価値財産とみなされますが、過去2年間で20万円以上で購入したテレビとかパソコンだと一応現在の査定書を取らせる厳しい裁判所もあるかもしれないので、この点も地元の弁護士にお尋ね下さい。

翡翠の惨劇さん
2017年07月17日 15時56分

みんなの回答

鈴木 克巳
鈴木 克巳 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 東京都3 借金・債務整理に注力する弁護士
弁護士が同意1
ありがとう

2017年07月17日 16時25分

翡翠の惨劇 さん (質問者)

2017年07月17日 21時29分

鈴木 克巳
鈴木 克巳 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 東京都3 借金・債務整理に注力する弁護士
ありがとう

2017年07月17日 23時03分

翡翠の惨劇 さん (質問者)

2017年07月18日 01時27分

鈴木 克巳
鈴木 克巳 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 東京都3 借金・債務整理に注力する弁護士
ベストアンサー
ありがとう

2017年07月18日 10時12分

この投稿は、2017年07月17日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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