借金催促を目的とした内容署名に現住所登録は必須か

公開日: 相談日:2015年09月09日
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はじめまして。元友人に10年以上前に貸した50万円の回収を検討しています。

最初、借用証書もなく10年という時効も過ぎて途方に暮れてましたが、時効の援用という考えを知り、再度回収しようと考えています。ただ、元友人から「借金を返す」というコメントは友人伝えで聞いただけで、現時点でも借金の返済を取り付けれるには甘い状態です。いずれにせよ、できることは内容証明で、時効の援用による時効不成立によって、借金返済を求める形です。

お聞きしたいのは、内容証明において、自分の現住所を記載するべきなのでしょうか。なぜなら、先述の「時効の援用」を考えると、自分の現住所が判明すれば、相手から内容証明を送られて「時効成立と支払義務放棄の宣言」をされると時効が成立し、そもそもの目的が達成できなくなるためです。どうしても書かなければいけないのであれば実家の住所として、現住所は明かさずに進める形は出来ないでしょうか。恐れ入りますが、なにとぞ知恵を頂けませんでしょうか。よろしくお願いします。

382894さんの相談

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    内容証明郵便には「差出人及び受取人の氏名及び住所又は居所」を書面中に記載する必要があり(内国郵便約款123条1項(5)),かつ,内容証明の謄本は「差出人及び受取人の氏名及び住所又は居所を記載した封筒」に封入する必要があります(同約款120条2項(5))。つまり,差出人の住所は必ず記載しなければならず,記載していない場合は受け付けてもらえません。
    差出人住所を実家の住所とすることは不可能でありませんが,仮に,その内容証明を前提として,相手方がその実家住所宛てに消滅時効援用の通知を返送した場合,法的には有効な消滅時効の援用と認められると思料します。

  • 相談者 382894さん

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    早々のご回答、大変感謝しております。有難うございます。
    もう1点教えてください。私は本件債権の回収を希望しています。そのためには、絶対的に時効を成立させるわけにはいきません。先日、共通の友人(善意)が問題の元友人に直接会い、昨日、『その場で「(※私)への借金については、私(※友人)に対しては「必ず払う」と言っている。』というメールを私は頂きました。このメールで相手の支払い意思があるという解釈=時効のリセットとすることは出来ませんでしょうか。(無論、当該会話の録音がベストであることは承知です)。以上、宜しくお願いします。

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    このメールで相手の支払い意思があるという解釈=時効のリセットとすることは出来ませんでしょうか。

    債務の承認による時効中断ですかね。
    相談者にその旨を伝えなければ、意味がないと思います。
    例えば、直接相手が相談者に支払う旨の約束をしたなら、時効中断の可能性はあります。
    ご友人に話したというだけでは弱いと思います。
    例えば、ご友人を通じて相談者に債務承認の意思を伝えるということであれば、ご友人を使者ないし代理人として相談者に伝えたということは考えられなくはありません。

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    消滅時効の中断,または時効完成後の債務承認(信義則違反)の問題となりますが,債務承認の旨が直接あなたに対して向けられたものでない以上,それをもって債務承認と評価することは困難であり,あなたの主張には無理があると思料します。

この投稿は、2015年09月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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