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小保方晴子さんが記者会見で謝罪 深々と頭を下げ「本当に申し訳ありませんでした」
不服申立てに際しての記者会見で、立ち上がってマイクを持って話す小保方晴子研究ユニットリーダー

小保方晴子さんが記者会見で謝罪 深々と頭を下げ「本当に申し訳ありませんでした」

理化学研究所(理研)の小保方晴子研究ユニットリーダーは4月9日、理研の調査報告に対する不服申立てに際しての記者会見を大阪市内で開いた。小保方リーダーは会見の冒頭、マイクを持って立ち上がり、「私の不注意、不勉強、未熟さ故に多くの疑念を生み、理化学研究所及び共同執筆者の皆様をはじめ、多くの皆様にご迷惑をおかけしてしまったことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

●「間違い」「悪意はない」と主張

一方で、調査報告で研究不正と指摘された点については、不正ではなく「間違いだ」と強調。さらに、「(間違いは)結論に影響しない」「実験は確実に行われておりデータも存在している」などとして、「私は決して悪意をもってこの論文を仕上げた訳ではない」と述べた。

調査委員会の判断については、「事実関係をよく理解していただかないまま不正と判定された」として、「弁明と説明の機会を十分に与えてくださったならば、必ず間違いが起こった経緯を理解していただける」と主張した。

さらに、「STAP現象は何度も確認されている真実です」と断言。「STAP現象が論文の体裁上の間違いで否定されるのではなく、科学的な実証・反証を経て、研究が進むことを何よりも望んでおります」と述べていた。

時折言葉を詰まらせながら、このように述べた小保方リーダーは最後に、「このたびは本当に申し訳ありませんでした」と深々と一礼し、冒頭の発言を締めくくった。

(弁護士ドットコムニュース)

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