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新国立競技場問題・森喜朗氏「国が作るもの」「私は大変迷惑している」自身の責任否定
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新国立競技場問題・森喜朗氏「国が作るもの」「私は大変迷惑している」自身の責任否定

2020年の東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相は7月22日、東京都内の日本記者クラブで記者会見を開いた。建設費が高騰した新国立競技場の建設問題をめぐり、批判を受けていることについて、森氏は「私は大変迷惑している」と自身の責任を否定した。

東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場をめぐっては、巨額の建設費用が批判されて、建設計画が見直されることになっている。一連の騒動を受けて、森氏の責任を問う声もインターネットなどであがっていた。

森氏はこの日の会見で「新国立競技場の問題で、私は大変迷惑している。組織委員会が(新国立競技場を)作るわけではなくて、国が作って、東京都が協力するもの」と国の責任であることを強調した。

また、2019年のラグビーワールドカップに間に合わせるよう新国立競技場の建設計画が進んでいたことについて、「(今年6月まで)ラグビー協会会長だったために、ラグビー協会のために競技場を作っていると言われたが、ラグビーワールドカップが決まったのは、オリンピックより早い時期だ。私どもとしては決して愉快な話ではない」と述べた。

今回の森氏の記者会見の模様はインターネット動画サイト「ニコニコ生放送」にある時事通信のチャンネルで生中継された。

(弁護士ドットコムニュース)

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